アメリカのインフレによる影響

down angle photography of red clouds and blue sky
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今日も一日お疲れ様です。

本日は某重量工の社長の話を聞かせて頂いた事についてです。

ざっくりと要約した内容を紹介します。

”日常で何かふと目に入ったモノに対し、どこまで未来の姿を具現化できるのか

例えば

港にあった山のような鉄くずはどこに行ったのか

建築している現場を通った時、なぜ建設費が高騰しているのだろうか

など いかに疑問を答えまで結ぶ行動をしているかで金の結び方も変わる”

経営者はやはり目を肥し、クリティカルシンキングは当たり前なんだなと実感させられました。

ざっくりコロナ禍にアメリカで価格が高騰しているものは

鉄鋼      22%増

石油      11%増

住宅      13%増

材木      100~300%増

トウモロコシ  50%増

リンゴ     20%増

中古車     40%増 半導体

家賃      11%

加工食品に使われるものや、半導体不足によるもの、また木材は高騰しすぎてトークン(仮想通貨)ができています。

米インフレはいい事ではないのか

☆パンデミックによる経済の急回復なら問題がない

消費者の活発化により経済が回るためです。

しかし懸念されるのは

・失業時の収入の方が就労時より稼げる事実

現在、失業保険が給料より高いか同じかくらいで、

低賃金手当が厚くなっています。

働かなくてもお金ができる=暇ができる

消費が進みインフレが進む

まさに、

スタグフレーションの状態 です。

1974年代 ニクソンショック

1980年代 オイルショック 後と類似していますね。

つまり何が予想されるのでしょうか

アメリカ国債の下落

(日本はアメリカ国債を首位で保持しています)

アメリカ長期金利の上昇

(国債下落になると景気後退確実です)

アメリカ株価の暴落

(ここ5年日本株との相関関数約0.85~0.65です)

つまり今おこりうるインフレは良いインフレではない方向で進んでいます。

私たちの身の回りにも少しずつ変化がおこってきていますね。

今日いただいたお話も無駄にならないように、身の回りの観察を怠らないようにしていきましょう!